2016年9月9日

【デッドストック】アンディ・ウォーホル「キャンベルスープ缶」アートボード







ニューヨークの現代美術館MoMA製アートボードのデッドストックです。





【アンディ・ウォーホル「キャンベルスープ缶」の作品の特徴】


3つのポイントでまとめました。


1. 大衆文化に主題を求めました。


第二次世界大戦後のアメリカの映画、雑誌、広告、マンガ、音楽といった


大衆文化の飛躍的な繁栄を背景に


それまでの絵画にあった高尚な主題や社会的主張を取り払い、


日常生活における大衆文化に主題を求め表現しました。



2. アメリカの大量生産、大量消費という時代を表現しました。


第二次世界大戦後のアメリカにて大量生産、大量消費される製品のように、


なかば機械化された制作工程であるシルクスクリーンの技法により作品を大量生産し、


アートは大衆的で、見るだけでなく買うもの(消費するもの)として大量消費しました。


このことはコンセプチュアルアートにも通ずる要素でもあり、


作品の価値を高める重要な部分であったと言える。



3. シルクスクリーン技法


版画であるシルクスクリーンの技法を大量生産するのに合理的な方法として用いました。




以上がアンディ・ウォーホルの作品に関して


個人的に認識している内容です。


デッドストックになりますので


ご興味のある方はお早めに!




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